北海道 - 大通公園に藻岩山の夜景、雪景色の札幌を路面電車で巡る

北海道 - 大通公園に藻岩山の夜景、雪景色の札幌を路面電車で巡る

ダイナミックな雪像が並ぶ「さっぽろ雪まつり」で知られる、北海道札幌市。四季折々の風景や圧巻の夜景が彩る自然豊かなこの街では、冬は一面銀世界に覆われ、雪国ならではのイベントや遊びが体験できます。また、街の各所で数々のご当地グルメを味わうことができ、ハイセンスなカフェやスイーツ、雑貨店なども各所に点在。これらを効率よく巡るには、中心部からすすきの、藻岩山の麓など街中をぐるりと一周する札幌市電(路面電車)がとっても便利。外の景色を眺めながら、のんびり路面電車の旅を楽しみましょう。

札幌市電(路面電車)

札幌中心部を走る路面電車は、路線は環状線で、外回り方面行(時計回り)とその逆方向の内回り方面行(反時計回り)があります(一部途中の電停止まりもあり)。乗り方は、最寄りの停留場(電停)に並び、電車が来たら、電車の中ほどのドアから乗車します。乗車後は、各停留場に近づくとアナウンスが流れるので、降りたい停留場で降車ボタンを押し、降車を知らせます。下車は、電車の進行方向の前方のドアから。料金はどこで乗降しても一律料金(大人170円、こども90円 ※2017年春から料金改定予定)で、下車する際に、運転手の横にある運賃箱に料金を入れて支払いをします。1000円札と小銭は車内で両替が可能ですが、混雑するので、乗る前に小銭を用意しておくといいでしょう。また、土日祝と年末年始には、電車内で販売している1日乗車券「どサンこパス」(310円)がお得で便利。これ1枚で、1日中路面電車が乗り放題になります。電車停車時に運転手から購入し、毎回降りる時に運転手に提示するだけでOKです。

http://www.city.sapporo.jp/st/

大通公園

札幌観光のはじまりは「大通公園」から。街の中心部を東西に貫くこの公園は、市民の憩いの場であり、毎年2月上旬に開催される冬のイベント「さっぽろ雪まつり」のメイン会場でもあります。冬の公園内は滑りやすいので、散策の際はスノーシューズか靴に着ける滑り止めは必須。また、雪まつり期間はとても混み合うので、比較的すいている午前中がゆっくり見学できてオススメです。また、公園の東端にある札幌のランドマーク「さっぽろテレビ塔」展望台からの風景も必見です。散策を楽しんだ後は、路面電車で市内をぐるりと巡ります。乗り場は、大通公園の東側にいるなら西4丁目電停、中ほどなら西8丁目電停、西側なら中央区役所前電停が便利です。

https://www.sapporo-park.or.jp/odori/

アジャンタインドカリ店

路面電車に乗ってまず目指すのは、札幌のソウルフード・スープカレーの老舗「アジャンタインドカリ店」。大通公園の最寄りの電停から外回り方面行の路面電車に乗って約25分、幌南小学校前電停で下車し、歩いて約2分の場所にあります。スパイスとオイルをきかせ、さらっとした味わいに仕上げたスープのカレーを食べれば、冬の散策で冷えた身体はポカポカに。好みを伝えれば辛さやオイルの量を調整してくれるのも嬉しいです。※2017年3月下旬以降に移転予定

中島公園

スパイシーなランチを食べて暖まった後は、雪国・札幌ならではの体験をしに行きましょう。向かうのは、路面電車の内回り方面行に乗車し約7分、中島公園通電停から歩いて3分ほどの場所にある「中島公園」。春・夏には豊かな緑に包まれ、秋は紅葉が美しく、そして冬には一面銀世界となります。1~3月は、園内の札幌市中島体育センターで用具を無料で貸し出しており、クロスカントリー(歩くスキー)が楽しめます。このほか、1881年に建てられた木造洋風建築の豊平館は、館内外ともに写真映えすると大人気。ぜひ館内も見学して、とっておきの1枚をおさめてください。

http://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/

ATELIER Morihiko(アトリエモリヒコ)

中島公園で冬の景色や雪遊びを楽しんだ後は、内回り方面行きの電車に乗って、カフェや雑貨店へと向かいます。中央区役所前電停近くにある「ATELIER Morihiko」は、地元で人気のコーヒー店で、近年は地元客だけではなく各地から多くの人が訪れます。アンティークの椅子やオブジェなどが並び、「コーヒーの美術館」とも称されるこの店では、さまざまな豆の個性を引き立たせたこだわりの自家焙煎コーヒーを味わえます。

http://morihiko-coffee.com/shop/atelier/

space1-15

中央区役所前からひと駅、西15丁目電停付近には「space1-15」という風変りなマンションがあります。レトロな趣きのこの建物には、入り口でお店のインターフォンを鳴らし、自動ドアを開けてもらって入ります。エレベータで上階へ行くと、びっくり。各部屋がリノベーションされ、作家やクリエイターのギャラリーやショップになっているのです。壁一面に本が並ぶカフェをはじめ、北国の色をモチーフにしたジュエリー店、自然素材の服や靴下の店、レコードショップ、チーズ工房の直営店など多彩な20店が入居。どの店もオリジナリティがあり、ここだけの品に出合うことができます。週末の午後を中心に営業している店が多いのも特徴。なお、マンション内には一般の住民もいるので静かに巡りましょう。

http://www.space1-15.com/

Chocolatier Masále(ショコラティエ マサール)本店

次は、大人のショコラを味わいに行きましょう。西15丁目電停から内回り方面行に乗車して約6分、西線11条電停から歩いて10分の場所にある「ショコラティエ マサール本店」。ここは、味はもちろん、上品で洗練された雰囲気で、高感度の人たちに支持されているショコラ専門店。焼き菓子やショコラなどをお土産に購入できるほか、ショコラのケーキやソフトクリーム(季節限定)をサロンスペース(クリスマスやバレンタインなどイベント時はクローズ)で味わうことも。

https://www.masale.jp/

藻岩山 山頂展望台

カフェ&スイーツや雑貨店を巡った後は、「日本新三大夜景」にも選ばれた札幌夜景を楽しみに、代表的な展望スポット・藻岩山山頂へ向かいましょう。西線11条電停から内回り方面行で約6分のロープウェイ入口電停から、無料シャトルバスでもいわ山麓駅へ。ロープウェイともーりすカー(ケーブルカー)を乗り継ぎ、山頂の展望台へと向かいます。展望台に上がると、人口約190万人の大都市、札幌夜景の大パノラマが眼下に広がり、ここまで来てよかったと実感すること間違いなし!市電の車内には、ロープウェイ+もーりすカーの割引券が置いてあるので、電車を降りる前に忘れずに手に入れてくださいね。

http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/index.html

ニュー三幸 さっぽろテレビ塔店

藻岩山で絶景を堪能した後は、最寄の電停まで戻り外回り方面行きで約20分、西4丁目電停で下車して大通公園へと向かいます。公園の東端にある「さっぽろテレビ塔」の展望台(有料)からも、気軽に夜景が楽しめるのでぜひ行ってみましょう。地上約90mの展望台からは、西に真っ直ぐに伸びる大通公園の街あかりや繁華街すすきののネオンが彩る美しい景色が一望できます。街中の夜景を楽しんだら、エレベーターでテレビ塔3階にあるレストラン「ニュー三幸 さっぽろテレビ塔店」へ。ここでは、ジンギスカンやスープカレー、本ズワイガニのドリアなど、北海道ならではのメニューがズラリ。さらに、大きな窓があり、すべての席で窓の外に広がる大通公園を眺めながら食事が楽しめます。夜の景色を眺めつつ、北海道限定サッポロクラシック生ビールなどと共に地元グルメを堪能しましょう。

http://www.newsanko.jp/shop_tv/

雪国らしさを楽しめるスポットや絶景、地元で長年愛され続けている味覚やクリエイティブな商品の数々。ここで紹介した場所のほかにも、札幌には魅力的なスポットがいっぱいあります。周辺を散策しながら、豊かな自然や素朴な趣きを楽しんでください。

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